社長との深いつながり
今の親父(冨山社長)が私の鉄骨の師匠なんです。
この業界に最初に入ったのは前の会社に入社した時だったんですが、その会社の中では業務を教えてくれる人がいなかったんですね。
そんなときに鉄骨の仕事を教えてくれたのが、現場でとびをやっていた冨山社長だった。だから付き合いはもう20年位になります。そういった経緯があって「転職するならうちに来い」と言っていただいて、冨山工業に入社しました。
合理的に情報を共有する
私は決定事項があるとメールで全員に同じ情報を送るようにしています。
紙で渡したり、ホワイトボードに書いたりもしましたが、なかなか根付かなかったので、どうしたらいいだろうと考えて今の形になりました。
メールなら本人が見逃していても、周りが「メールに書いてあった」と気づいてくれますし、履歴を見直すこともできますからね。
情報の共有をどう確実にやっていくかというのは、仕事をする上で永遠の課題だと思うんです。絶対必要だし、それがダメだと他の仕事でどんなに頑張っても、裏目に出てミスやすれ違いに繋がる。
どういうやり方が一番いいかというのは常に模索してますね。
冨山工業でしかできない“営業”をしたい
前の会社の時は他社との競争に結構、苦労していました。
なので冨山工業では、そういった安い・早いという単純に比較できる部分以外のところ、建方までトータルで出来るという便利さや、何でも任せて下さいというサービスの部分で勝負していきたいと思ったんです。
現在の取引の形態としては、お客様としっかりとした信頼関係を築いて、協力企業、パートナーのような形で、そのお客様の仕事は基本的に全部弊社で引き受けるような形を取っています。
今はもう、ほぼ100%そういうお客様ですね。
そうすることで仕事を受ける前に相談をしていただくことも可能になったので、結果としてお客様も弊社も、お互いに無理な仕事をしなくて済むようになりました。やりとりもシンプルになって、お互いに余計な労力は減ったと思っています。
親身にお話を聞いて、誠実に、妥協せずいいものを作らせていただくので、末永くお付き合いしていただければと思っています。